プライムタイムズ

ニュース、金融、経済、書籍、映画などをテーマに幅広く扱っていきます

人の評価と社内政治について

人は好むと好まざるとにかかわらず、あらゆる場面で人を評価して、人から評価されている。人間には感情という機能があり、そこがロボットとは異なる優れた部分である一方、評価の曖昧さを生み出し、平等性を減少させる。そのため、人を評価するときは、一定…

転職ということについて考えてみた

600万年前から、人類はサルとは異なる道を選択し、狩猟採集生活を始めた。狩猟採集生活は、その日に食べられるだけの獲物や植物を取れるだけとって、その日のうちに食べきってしまうものだ。なぜなら、現代のような貯蔵システムは存在せず、余った食材を保存…

縦割り構造を失った会社は機能するのだろうか?

人類の歴史は、戦争の歴史といっても過言ではないほど、いつの時代でも、またいたる地域で覇権争いが存在する。現代でもそれは続いていて、どこかで小さいな小競り合いは日々起きている。その理由は様々で、最も一般的なものは、資源・食料を他者から奪うこ…

映画『ファウンダー/ハンバーガー帝国の秘密』を観て思ったこと

レイ・クロックは、マクドナルドコーポレーションの創業者で、マクドナルドをフランチャイズ化して、世界34カ国で8300店舗を展開し、世界最大のファストフードチェーンに仕立て上げた人物として知られ、生涯で5億ドルの富を築いた。日本国内でも絶大…

女性は稼げば稼ぐほど未婚率があがる

世の中は不思議なことばかりで、一部の若者は、コンビニや居酒屋で、反社会的行動を自ら撮影し、SNSに投稿しては炎上を繰り返している。『不思議の国のアリス』は、幼い少女アリスが、白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、言葉を話す動物や人間の形を…

結婚は必ずしも美人がモテるわけではない

いつの時代も、どこの国でも美女は男性を魅了し、ときに狂わせる。世界三大美女として名高いクレオパトラは、 絶世の美女として知られるだけでなく、7ヶ国語を操り、話術も巧みだったという。当時のローマは、三名が実権を握り、互いに牽制し合いながら帝国…

映画『マイ・インターン』を観て思ったこと

シンデレラは、昔から女の子に大人気の童話で、継母・姉に苛められてきたシンデレラが、魔法の力によって奇跡を起こし、身分を越えて王子と結婚するというサクセス・ストーリーを描き、不自由なく素敵な結婚生活を送ることを夢見る子供心を絶妙に刺激した物…

みんな貧乳よりも巨乳がお好き?

桃から生まれた桃太郎は、お爺さんとお婆さんに大事に育てられ、立派に成長すると、お婆さんが作ってくれたきび団子を腰にぶら下げ、鬼ヶ島へと出発した。旅の途中で、犬、猿、キジが順番に現れてきび団子を欲しがり、桃太郎は、鬼ヶ島へ同行することを条件…

部屋を片付けると痩せられるし、稼げるようになる?

「海外では太っていると出世できない」という言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれない。その理由は、肥満が自己管理ができていない人物の象徴として扱われるため、そんな人間に部下の指導など不可能だからというものだ。遺伝的に太りやすい人がいるのも…

果たしてグローバル人材になることは正しいことなのだろうか

もうだいぶ前の話になるけれど、長野冬季オリンピックで、スピードスケート男子500メートルにおいて、清水宏保がオリンピック新記録を出して、日本のスケート競技至上、初めて金メダルを獲得したことは有名な話だ。当時、清水をはじめ、堀井学、そしてカ…

芸能人から解雇される日が来る?

日本では、高齢化と少子化のダブルパンチにより、その生産年齢人口は、減少の一途をたどっている。そこで政府は、「一億総活躍社会」のキャッチフレーズのもと、女性の職場進出、高齢者の活用といった解決案を模索しており、いわゆる働き方改革に着手してい…

書評『天才を殺す凡人ー職場の人間関係に悩む、すべての人へ』

「天才と狂人は紙一重」という慣用句があるが、これは天才が、アンバランスに偏った才能の持ち主であるが故に、凡人から見ると、その価値観も非常識に感じられるため、この言葉が生まれたものと言える。アインシュタインは、「20世紀最高の物理学者」と評さ…

組織のリーダーは怠け者が一番

日本では、ますます少子高齢化が加速し、労働力不足が深刻な問題になっていることは、ここでことさら説明するまでもない周知の事実だ。こうしたことを背景に、安倍内閣は、外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正法案を閣議決定した。野党の大きな反発…

やっぱり社蓄って素晴らしい

イナゴは、環境によってその姿を変化させ、営みをがらりと変えるという点で、他のバッタ類と区別される。緑色で覆われた体は茶色っぽくなり、羽は巨大化し、行動範囲がずっと広がっていき、やがて集団行動を始めて、草木を食べつくすのだ。広大な土地を有す…

やっぱり出世はしたほうがいい

2019年1月16日、19年ぶりに誕生した日本出身力士の横綱・稀勢の里が引退した。引退会見において、「土俵人生において、一片の悔いもない」と一言一言紡ぐように語った様は、人々に感動を与えた。筆者にとって何よりも印象的だったのは、故人の鳴戸親方から「…

上司と部下の関係について考えてみた

京都の冬景色は、紅葉時の風景とはまた違った美しさがあり、髪型をかえるだけで変化を遂げる女性のような妖艶さがある。四季折々の壮観さと優美さが、人々を惹きつけてやまない由縁やもしれない。そんな京都という地で、織田信長が、家臣であった明智光秀に…

ロボット開発が進む未来を想像しながら考えてみた

いつの時代も人は夢を見て、そしてその夢を実現させるために努力してきた。鳥類の空中での優雅な飛行に夢焦がれ、ライト兄弟は、世界初の有人動力飛行に成功した。技術の進歩によって、人は未知の世界に足を踏み入れ、既存のシステムを壊し、新たなシステム…

「セントオブウーマン/夢の香り」を見て思ったこと

日々生活していると、岐路に差し掛かることがよくある。それは大きいことから小さいことまで様々で、トレードオフの関係だ。例えばA社とB社に内定をもらっていて、結局A社に就職したけれど、数年後にA社が倒産してしまい、B社を選択しなかったことで人生が大…